– SHININGアートディレクター池田晃のnote
「会社員にクリエイティブは酷すぎる」より抜粋。
新人研修での一場面。
新人編集者は、何も教えられない状態で課題として与えられた教材の1ページ分の企画を自分で考えます。それを先輩編集者に見てもらうというのが研修内容です。
新人編集者 :
私が担当した教材には、ページの最後に××のコーナーを追加しました。
私 :
なるほど。なぜそれを追加したの?
新人編集者 :
なぜ…?スペースが空いていたのと他社の商品がそうした企画を盛り込んできているので…
私:
中学生にどうなってほしくてこのコーナーを追加したの?
新人編集者 :
いや、そこまで考えてないです。
「そうだよね」という一言が口から出るのと同時に思ったのが、
(想いがなさすぎるかもな…)
ということでした。しかし、これは新しいものを生み出す際によく起こることだと思います。全く教えられない状態での取り組みなので、仕方がないとも思うのですが、せめて「こんな力を身につけてほしい」「こんな考え方をしてほしい」など教材を使う人への想いをもう少し持ってほしいなと思ってしまいました。
数字ばかり、気にしすぎ
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