取材よりも書くことよりも「ときに」大事なこと【ライタースタイル】

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こんにちは、ナチュラルライフ探求ライターmiaです。

ライターのノウハウを身に付けて、ライターとして活動したい。もしくは副業として、好きな書くことで収入に繋げたい。そんなあなたのための、「Writer style(ライタースタイル)」。

今回は取材ライターとして大切なことをお伝えしたいと思います。

このことは、ときに取材そのものや核技術よりも重要になるかもしれませんよ。

取材先で何度も褒められたこと

あまりない機会ですが、私は取材で何度もお世話になっているある方がいて、取材される側の声をリアルに聞く機会に恵まれています。

通常、編集者の方からのフィードバックはあっても、お店さんや取材を受けてくださる方からのフィードバックは珍しいもの。

先日、またその機会がありました。

彼女は今まで数え切れないほどの雑誌やwebメデイア、ラジオなどで取材を受けてきたあるカフェの女性店主。環境問題にも積極的で一般的に言う「意識高い系」かつコーヒーに対する実力もぴか一、同業者も一目を置いている存在です。

私は初めて取材でお世話になってから、ことあるごとにお話を伺いに訪れているもはやリピーターに。あ、もちろんコーヒーが美味しくてお邪魔するんですけどね!笑

さて先日も「取材を受ける際のライターさんとの相性はある」という話から、「どこまで話せるかはライターさん次第なところもある」という話まで、大変興味深い内容をお聞きしていました。

彼女曰く、初対面で「合う」と感じたライターが書く記事はたいてい修正がなかったり、違和感なくしっくりくる内容だそうです。逆に「おや?」と思う反応のライターの場合、記事の内容にも表れるそうです。…面白い!

そして、彼女が言ったのです。

「miaさんはもう、入って来た瞬間から違ったんですよね!」。

どういうことかと思っていると、「入店と同時に『こんにちは!』とものすごく明るく挨拶してくれたんです。これはもう同じような反応しかできないでしょ」と。笑

つまり明るいトーンの「こんにちは」が来たら反射的に同じトーンで返していた、と。

「なんだか場も明るくなった感じだったし、話も弾んでしまいましたよね」とその店主。

そう実は、私こちらのカフェを初めて訪れた際、閉店直後に訪れて約4時間ほど居座ってしまったのです。

彼女は私が入店した瞬間を何度も再現してくれたのですが(笑)、それくらい印象に残っていたようでつい一緒に笑ってしまいました。

挨拶はあなたのパワーを守る

私としても確かに挨拶は心掛けているもののひとつ。

ちなみに私は学生時代ホテルやカフェなどで接客業をしていました。

特にある一流ホテルにあるレストランのグリーター(受付)をしていた際のこと。あのような高級ホテルへ足を運ぶゲストは独特で、いかにもお金がありそうな人からちょっと強面の人までさまざまです。

そこで私はゲストが視界に入ると、すぐに笑顔になり「こんにちは!」と挨拶するようにしたのです。

できるだけ相手より早く、目が合うとすぐに、です。

こうすることで相手がどれほどむっつりした人であっても、そんなに笑顔で挨拶されたら、つまり予想を上回ってこられたら圧倒されてしまうもの。

先に声を放った人がその場の空気を作るのだ、と私は体感から学んでいました。

当時はそのように感覚でやっていたことですが、そのカフェの店主によると心理学でそういう方法があるのだとか…、なんと!

でも実際に先に挨拶、これだけで確実にその場に私のパワーが広がります。自分の結界を張る、というイメージです。

これは本当におすすめ。

取材先とでもフリーランスだと取引先の人とでも、とにかく笑顔と笑声でその場を守ってしまいましょう。

取材とは相手の「ホーム」へ入っていく「アウェイ」な仕事なのです。少しでも自分が心地よくなるようにと心を砕くのも仕事のうち。

それに相手も、どうやら「あんな風に明るく来られて、無下にすることなんてできないよ!」となるそうなので。笑

小さなことですが、これほど取材先のお相手に記憶してもらっていた、それもいい風に。

その事実に今までやってきたことを肯定されたような、温かい気持ちになれたのでした。

皆さんもどうぞ使ってみてくださいね。

 

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