こんにちは!
編集長のさくみです。
このコーナでは、”好き”を仕事にしたいと考えている女性に向けての、「現実的な(多分)」お役立ち情報を発信しています。
今回のテーマは、「税金はしっかり払おう、法律を守ろう」です。
ちなみにこのフレーズ、世界的スーパーモデルであり実業家のミランダカーが以下の著書で記していたものをそのまま引用させてもらっています。
P32から抜粋
「税金はしっかり払おう」
みんなが知っているとおり、税金は国が公共のサービスなどに必要な財源を確保するための大切な制度。
だからこそ、きちんと所定の額を支払うべき。
納税関係の書類は正確に記入して、提出期限を守るようにして。
P48から抜粋
「法律を守ろう」
法律は、個人の判断で従うかどうかを選ぶものではありません。
新しい法律は敏感にとらえて、そしてそれを守ることを誇りに思おう。
実業家としての顔を持つミランダカーが、なぜこんな「人として当たり前じゃない」と思うことを、あえてこの自己啓発本に入れたのか。
大変おこがましいことは500も承知で、個人事業主歴3年目の私にも少し分かる気がするのです。
この社会において多くの人たちは「法律」と「税金」に守られている側面が多分にある立場。
会社という組織にいた頃は私も気付かなかったことですが、個人事業主になってそれを痛感させられました。
コロナ禍だったので、それはなおさらのことだったのかもしれません。
私の話で言うと、月収8000円だったころから、しっかり帳簿をつけ確定申告もしてきました。
「こんだけしか稼いでないのに、こんなことやって意味あるのかな?」
「去年の年収があるせいで、税金貧乏に、、、」
と言う思いもあったのは秘密です。(笑)
でもコロナ禍になり、私はとてもスムーズにまとまった額の助成金を受けることができ、その思いは一気に吹き飛びました。
コロナの影響で、たくさんの会社や事業が倒産したのは皆さんご存知の通りです。
ただ私は、疑問でした。
私なんかが調べただけでも、明らかに国は助成金を大放出していた。銀行側も融資を積極的に行っていた。
なのに、なぜあっけなく倒産してしまう会社が後を絶たないのか。。
この疑問に対し、知人の実業家からこんなことを言われました。
「そういう人たちは、税金とか滞納しているから助成金が申請できないんだよ。もし申請したら、法律を破っていたことがバレてしまうからね」と。
もちろん、他のケースがあることも重々承知ですが、このシビアな回答は納得せざるを得ませんでした。
ちなみに、その知人には当時、そうしてお金が回らなくなった経営者たちから、借金の申し出が次から次にきていましたよ。
ここまでカオスな世の中において「法律」や「税金」が今後どこまで機能していくのか検討もつきません。
でもよっぽど「税金」や「法律」に精通しているわけではないのであれば、やはり王道にのっとった手順を踏んでおいた方がいいのではと、考えています。
また、税金対策として
「あえて宗教法人やNPO法人にする」
「海外に会社を設立する」
というアドバイスをよく耳にするのですが、鵜呑みにしないことをおすすめします。
これはそれこそ「税金」と「法律」の知識に精通していないと難しい話です。それに、あんまり筋が通ってないことやると、あとで行き詰まることは目に見えているのではないでしょうか。
もう一言余計なお世話のことを言わせてもらうと、その手のアドバイスをする人で、あんまり幸せそうな人を見たことがないです。(汗)
まぁ要は、普通にしてたらいいってことだと思うんです!!
“好き”を仕事にする、となったときに、「個人事業主になる」という選択をとる人は多いと思いますので、そうなった場合に絶対に避けて通れない話をさせていただきました。
実際、「個人事業主」として活動される方は、こういった本を一冊手元に取っておくと便利ですよ。
本やネットだけでは分からないことは、市役所や税務署に相談したり、税理士の無料相談などを活用することをおすすめします。
何だかとても真面目過ぎる話になってしまいましたが、何か参考になれば嬉しいです。
それではまた次回!