「マーケティング」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
正直、あまり「いいイメージ」を持っている人は少ないかもしれません。
行き過ぎたマーケティングにより、大量生産・大量消費のビジネスモデルを量産させ、この世界を「持続不可能」なものにしたのは、周知の事実。
ただこれ、
マーケティングが悪いわけじゃないんですよね。
マーケティングはただのマーケティングなので、良いも悪いもなく、全ては「使い手」の問題です。
人を騙すような使い方をするのか
自分の愛を広げるために使うのか
使い手が「恐れ」の意識にいるのか
使い手が「愛」の意識にいるのか
ただそれだけの問題。
どこまで言っても「使い手」の問題。
(この辺については「今を生きる」と人生はもっと軽やかに!」の記事も参考になります。)
話は変わりますが、昨今問題になっているSNSだってそう。SNSの「いいね!」を開発した人が、こんなことを言っていました。
『僕は、愛を広げたいと思って「いいね!」を開発したんだ。それがまさか、「いいね!」によって、10代の女の子を追い詰めることになるなんて、思いもしなかった。』
マーケティングやSNSのように、あまりにも「便利すぎる」ものは、その人の精神性が育っていなければ、ただ振り回され、比較・競争の社会に放り込まれるだけなのかもしれません。
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“好き”を仕事にして、それを「お金」にしていこうと思ったら、マーケティングはやはり役に立ちます。
なぜなら、マーケティングの考え方を取り入れることによって、
・今自分がどの立ち位置にいて
・何が足りないのか
が見えてくる。
これによって、次に進むべき場所が決まります。つまり、地図の役割を果たしてくれるわけです。
“好き”を仕事にしてフリーランスで働くということは、全ての「道」を自分で決めなければなりません。会社にいれば上司がある程度は方向性を示してくれます。そして、そこに進むためのヒントやヘルプももらえます。
でも、フリーランスにはそれがありません。
常に迷子です。
路頭に迷っています。
だから、マーケティングという「地図」があるとすごく助かるわけです!笑
もちろん、地図を見ずに「当て感」と「生命力」を頼りに、闇雲に進むことが大切な時期もあります。
特に最初のうちはそう。
動かなければ、何も起きませんから☆
ただ、しっかりマネタイズしていこうと思ったら、「ビジネス」の知識が浅い人の場合、やはりどこかでマーケティングという「地図」を手にする(つまり学ぶ)必要があるのかなと思います。
そして最初の話に戻るのですが、ここで大事なのは「マーケティング=悪」の概念に振り回されないこと。
マーケティングは、あなたの愛(=商品)を広げるために多いに役立ってくれるわけですから♪