私は廃品の女の子を探していたようです。【好きを仕事に】

「廃品になった人間を探しているのです。」

これは世界的ベストセラーとなった『この世で一番の奇跡(オグ・マンディーノ著)』の一節です。読んだ瞬間、

私もですわ

と即座に共感してしまいした。さらにこう続きます。

「他人だけではなく、自分自身にさえ捨てられてしまった人間、偉大な可能性をもっているにもかかわらず、自分を愛する心を失い、よりよい人生を求めようとしなくなった人たちのことです。そういう人を見つけたら、新たな希望と目的意識をあたえて、生きながら死んだ状態から蘇るのを手伝うのです。」

 

昔から疑問に感じていたこと、そして何かに突き動かされるようにやろうとしていたこと、そのすべてがこの文章に詰まっていました。

子供の頃から「ある種の人」と話していると、激しい怒りと悲しみが入り混じった不思議な感情が沸き起こっていたんです。

その感情のままに、あえて傷つける言葉を発してしまったり距離を置いてしまったり、そんなことを繰り返していた私です。

「ある種の人」とは、オグ・マンディーノが言う「廃品になった人」だったんですね。

 

私は「廃品になった人」に、手を変え品を変え、突き動かされるようにこんなメッセージを送り続けていました。

嘘をつくのはやめてよ。

 

これからも私は、ある種の人たちへ嘘をつくのをやめてもらうために、動き続けると思います。

でも、昔と今とでは、決定的に違うことがあります。

それは自分の行いが「正しい」と少ししか思っていないこと。いつか「自分が正しいとは少しも思っていません」って本気で言える日がくるといいな、と思います。

 

でも私の性格を考えるとそんな日こなそう(´▽`)/

 

以前あの「みうらじゅん」が、説教するときは「女装」するか「”変態”と書いた紙」をおでこに貼っておく、と喋っているのを見て

それだ

と思いました。

そういう創意工夫をして生きながら、生きる屍たちへの応急処置をしていきたいと思います。

 

だって私、元看護師だし。

 

『My Shining Life 』編集長 さくみ(@sakumi.kamesan

 

廃品になった女の子を本気で探しています。

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