一本の赤いリップを通して自立した女性を応援し、思いやりのある世界を目指すために【Menary代表・maiさん vol.2】

 

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本来の自分と繋がり、イキイキとその瞬間を生き切る女性をインタビューしています。

前回に引き続き、エシカルとエンパワーメントを組み合わせていい循環を生み出すことをコンセプトとしたブランド『Menary』代表のmaiさんにお話を伺いました。

 

インタビュアー・文・写真 mia

 

-エンパワーメントについて『Menary』を通して伝えたいことを教えてください

maiさん:女性のエンパワーメントは女性が働きやすくなるための構造や、システム作りのことだと前にお話ししました。

でもそれだけではなく、 女性が自立してしなやかさと強さを身に付けられるようサポートすることも、ある種のエンパワーメントだと考えています。

そのために私は、YouTubeなどの発信を通して視野を広げることの大切さを伝えています。

例えば、日本はほぼ日本人しかいない環境が当たり前ですよね。

シンガポールに数年暮らして思うのが、誰にとっても暮らしやすい国だということ。それは移民が多いことも大きな理由のひとつです。

例えば語学留学をしていたイギリスでは、人種差別を肌で感じることもありましたが、シンガポールではさまざまな移民の人が尊重し合って暮らしている印象です。

常識、文化、背景の違いなどを理解することで、視野は自然と広がっていくはず。

そのためにはまず知ることが大事です。

そこで『Menary』では個人的にご縁のあったムスリムの国をはじめ、東南アジアやその文化を日本に知って欲しいという想いがあります。

お互いが個性や背景を尊重して生きていくためには、まず知ることから始める必要がありますからね。

 

同様に、日本の若い女性には自身がもつ美しさや育ってきた環境を大事にして欲しいと感じています。

日本人の女性は、傾向として受動態というか受け身な人が多い気がして…。もっと自分を生かして、自分の意見を持って生きて欲しいと願っています。

これも違った意味でのエンパワーメントかな、と!

 

 

-maiさんの考えるエシカル消費って何でしょうか

 

maiさん:「エシカル」とは「倫理的な」という意味。

エシカル消費というと難しいイメージですが、法的な縛りはなくともそれぞれが良識に沿った考えで消費するということ。

つまり、環境や社会に配慮した消費活動のことですね。

今の日本はまだ「大量生産・大量消費」な世の中と言えます。

傾向として何かが流行ればすぐ購入し、興味がなくなればすぐ破棄する。大量生産によりそういった流行のものは値段も安く設定されていて躊躇なく買える。

そのため、使い捨て文化が根付いてしまっているのかもしれません。

しかし、一瞬の流行りのために海をどれだけ汚しているか、という側面を自覚している人はどれくらいなのでしょう。

その流行りのものが、果たしてあなたにどれほど似合っていて、本当に欲しいものかをじっくり考えているのかどうか。

それって本当にいい消費の仕方と言えるのかな、と。

少し厳しく聞こえるかもしれませんが、今は自分の消費活動が社会に及ぼす影響をひとりひとりが考えることがとても重要な気がしています。

 

-エシカル消費のために『Menary』で実現できることとは?

maiさん:まず『Menary』のリップ自体がエシカルコンセプトのもと作られているので、それを買うことによって「マネーボーティング」になるということ。

「マネーボーティング(お金の投票)」とは、何を買うかが投票につながる「買い物は投票」という考え方です。

自分がお金を使うものやサービスの向こう側(背景)まで考えることで、ひとりひとりのお金の力(消費)が世界をより良い方へ変えることができるはず。

商品を買うことでその背景にある社会問題に、良くも悪くも関与してしまうことを今一度考えてみて欲しいのです。

消費者が『Menary』のリップを買い、自分に自信を持てるようになるメリットがあるのと同時に、東南アジアなどの女性たちの教育や生活の支援になる。

そういう買い物の仕方もあるって伝えたいですね。

 

 

-「東南アジアなどの女性たちの教育や生活の支援になる」という買い方についてより詳しく教えてもらえますか

 

maiさん:前回も少し触れた通り、『Menary』では近い将来東南アジアの地に小さな工場を設け、現地の女性の雇用の機会を生むことを目標にしています。

ただ今はそれができないため、まず今年の夏に発売予定の赤リップ「BENI」を購入してもらうと、その料金の何パーセントかをそれらの国に寄付することを考えています。

つまり消費者は『Menary』の商品を購入すると、東南アジアのエンパワーメントが必要な女性たちに何かしらの貢献ができるという仕組みです。

 

-今は具体的にどういった貢献を考えてらっしゃいますか

 

maiさん:今まさに、NPOやNGOなどの中から寄付先を探しています。

「魚を与えるより釣り方を教える」という言い回しがあるように、もちろん寄付するだけでは根本的な解決策にはならないと思いますが、今できることから始めようと思って。

寄付先には東南アジアの女性たちに就労技術などを教えている団体、技術的な面で活動をしているところを探しています。

東南アジアの中には、「女性には教育が必要ない」と考えられている国や地域があり、そういった環境で育つ女性たちは小さな頃から家の労働を強いられています。

その結果、最低限の教育を受ける機会すら失われているのです。

教育がないと労働で対価を得られませんから、彼女たちは精神的にも経済的にも自立して生きていくことは難しくなりますよね。

最終的には教育を通じて、そういった女性たちが自立した考えを持ち、行動することを促していきたいと考えています。

 

 

-『Menary』の活動を通して目指している世界とは

 

maiさん:大きく言うと「環境や人を思いやる」こと。

つまり自分という存在以外のすべてのものを思いやる、という視点を人々が持つことができる優しい社会ですね。

自分のたったひとつの行動が、どう影響しているのか。その行動の先の先まで考える、想像することができれば。

そうすると、物を過剰に買って捨てるというループからも抜けられると思うし、その都度自分と向き合って考えることによって、本当に必要なものが自ずとわかってくるはずです。

ひとりひとりの意思の力、行動力でそんな優しい世界の実現は可能だと信じています。

 

 

 

赤リップという女性を輝かせるアイテムを通してイスラムと日本、世界と日本を繋ぐ。

国籍だとか宗教だとか、そういう背景を理解し合った上で認めて共に生きること。

maiさんのお話を聞いて、『Menary』が世界の架け橋へなっていく可能性を感じていました。

第一弾の赤リップ「BENI」は2021年夏に発売予定!

今後の彼女のご活躍、PR担当でもある『My Shining Life』では引き続きご報告していきますね。お楽しみに!(mia)

 

撮影場所:Little Darling Coffee Roasters

 

maiさんの活動情報

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コラム Menary~自分らしい生き方を提案!~

[ 一本の赤いリップを通して自立した女性を応援し、思いやりのある... ]インタビュー2021/04/13 14:00