【門真市・カフェ】地元民の憩いの場所、ローカルビジネス×サステイナブルのビジネスモデル『TSUMIKI COFFEE(ツミキ コーヒー)』vol.1

 

サステイナブルへ取り組みや、ローカルビジネスを意識したカフェやレストラン、ショップなどを紹介していきます。

今回はコロナ禍真っ只中の20204月にオープンした、これからのビジネスモデルともいえるカフェ、『TSUMIKI COFFEE(ツミキコーヒー)』NPO法人(特定非営利活動法人)トイボックス飲食サービス部田中美希さんにお話を伺いました。

大阪市内から電車で揺られること約20分、パナソニックの本社や運転免許証試験場があることで知られる門真市。

京阪本線「古川橋駅」から徒歩6分ほどの、市民と文化の交流拠点『ルミエールホール』の1階にそのカフェはあります。

 

NPO法人『トイボックス』が目指す場所

NPO法人『トイボックス』が目指す場所

 

TSUMIKI COFFEE』は、『NPO法人トイボックス』が指定管理運営しているカフェです。

NPO法人トイボックス』のテーマは「こどもとちいき」。

現在大阪市、箕面市など大阪を中心にした6地域を拠点に、こどもたちが笑顔で成長できる「地域コミュニティの持続的な活性化」を目指した活動をされています。

TSUMIKI COFFEE』も「飲食の場」としてだけではなく、地域の交流や市民活動のサポートになるような場所を提供するために生まれたのだとか

併設の文化拠点『ルミエールホール』と連携することでさらなる相乗効果も期待できそうですね。

さらに社会問題への意識もとても高く、SDGs推進のために継続可能を意識したさまざまな取り組みをされています。

 

子供たちに席を無料で開放

TSUMIKI COFFEE』では子供たちに席を無料で開放し、宿題を終えたらご褒美にオレンジジュースをプレゼントするという、自主事業のひとつである宿題カフェ(※)も実施しています。

現在は週に一度ですが、今後はもっと頻繁に行い子供たちとの自然なコミュニケーションの中から、彼らのささいな変化などにも気付けるような関係性を作っていければ理想とのこと。

学校の帰りに立ち寄り宿題をする場所ができれば、学校や学年をこえた友人ができ交流も生まれます。

そんな子供たちの社交場は、共働きの両親やシングルマザーの母親にとっても嬉しく、頼もしい存在になることは間違いありません。

※2020年11月現在、宿題カフェは「毎週木曜 15時〜17時30分」の時間帯でOPENしています。

 

「門真市らしさを生かした面白いことを」

「門真市らしさを生かした面白いことを」

 

「ひとつひとつ色も形もちがう積み木たちが、
つながりあい重なりあって新しいカタチを創造するように。

ひとりひとり個性も考え方もちがう人たちが、
つながりあい刺激しあって新しいカタチをクリエイトする。

そんな場所でありたいという願いを込めて。」

そんな想いで名付けられた『TSUMIKI COFFEE』。同店を紹介する前に、その存在がより伝わりやすいよう門真市について少し触れておきます。

 

門真市ってどんな街?

門真市は大阪のベッドタウンのひとつ。

場所によってさまざまな表情がありますが、市外の人々によると門真市の印象はおおむね「治安が不安」というものです。昔ながらの文化住宅がいまだ多く残っていたり、夜は暗い地域があったりすることもその原因かもしれませんね。

ただ京阪電車やモノレール、地下鉄鶴見緑地線と複数の路線が乗り入れ、大阪市内へのアクセスは1020分程度。

幹線道路も多く遠出もしやすいため立地は悪くありません。そのためか、仕事や飲食は大阪市内で、という人も多そうです。

 

街の個性を生かしたい

そんな門真市で店を始めることになり、最初は今まで門真にはなかった「新しい風が吹き込むようなカフェを」と考えられていたのだとか。

ですが地域のリサーチを重ねるほど、実は地元密着の面白い商店も多いことに気付き、それならば「門真らしさ」をあえて出した方がいいのでは、と方向転換することになったのです。

今回お話を伺った田中さん曰く「事業計画書を各商店に送ってみると反応もよく、活動を応援したいというたくさんの協力のおかげで今の『TSUMIKI COFFEE』があります」とのこと。

今では同カフェを中心に、これまで門真市で個々に活動していたお店の数々や地域の人々が自然と結びつき、まさに店名通り「TSUMIKI(積み木)」で新しいカタチを創造するように発展を続けています。

 

ローカルの手仕事を店頭に

田中さんに『TSUMIKI COFFEE』が目指していることを聞くと、「このカフェを通して地域を繋げ、さらに門真市を知ってもらうきっかけになれば」という答えが。

コーヒーや食材で地元のものをなるべく取り入れるのはもちろん、店内入口では門真在住の作家や職人による雑貨などが並んだコーナーが迎えてくれます。

作り手のこだわりや想いが詰まった商品は、知人友人へのちょっとしたプレゼントに、また自分へのお土産に連れて帰りたくなる素敵さです。

おうちカフェには『スギハラコーヒーロースター』のカフェベースを

 

最後に

地域に根差したビジネスがどのように生まれ、育まれていくのか。その面白さを感じる取材になりました。

意外と知らない自分の地元のこと。もっとリサーチをし、自分の足で歩いて、人との関わりやコミュニケーションを大切にしたいと思わされますね。

vol.2では、『TSUMIKI COFFEE』のサステイナブルな視点に焦点を当て、さらにご紹介します。

 

次回もお楽しみに!

 

TSUMIKI COFFEE

■add:大阪府門真市末広町29-1
■access:京阪電鉄「古川橋駅」より徒歩5
■open10:0021:30LO21:00)、土日祝日9:00
定休日:火曜
■HPhttps://npotoybox.jp/lumi/institution/tsumiki-coffee.html
■Instagram@tsumikicoffee

[ 【門真市・カフェ】地元民の憩いの場所、ローカルビジネス×サス... ]サステイナブル,おすすめグルメ2020/11/17 10:00