思い立って始めたジャズダンスで體に向き合い、「人と出会う力」で一本の道に繋がる【ウォーキング講師・山下真由子さん vol1】

 

本来の自分と繋がり、イキイキとその瞬間を生き切る女性をインタビューしています。

今回は兵庫県をベースに、主にウォーキング講師として活躍されている山下真由子さんにお話を伺いました。

出会いは前回のインタビュー記事に登場いただいた、ローズマリーさんのラジオ番組へMSLが出演したのがきっかけ。

スタジオでミキサーと撮影を担当されていた彼女に、気付けばこちらから取材をお願い。

数回言葉を交わしただけなのに「彼女に話を聞いてみたい!」と思ってしまうほど、真由子さんの笑顔やあり方は自然体かつ輝いていました。

その秘訣を、さまざまな彼女の活動やお話からひも解いていきます。

インタビュアー・文・写真 mia

 

-名刺を拝見し、幅広い活動の内容に興味を持ちました。まず活動の軸やコンセプトを教えてください

 

真由子さん(以下真由子):「本来の體(からだ)の力を取り戻すために」と名刺に書かせてもらっていますが、全ての活動はここに繋がっています。

からだを「體」とあえて表記しているのは意味があり、骨が豊かと書いて「からだ」と読むことにした、ご先祖様のその感覚と日常的な体の使い方に衝撃を受けたからなのです。

 

-メインのお仕事はウォーキング講師ですよね。そのきっかけになったできごとはありますか?

 

真由子:実は私はもともと運動が苦手だったんですよ。

なのに なぜか突然、ダンスがしたい!と思い立ちました。笑。

そして、『タウンページ』(!)で家から一番近いダンス教室の扉を叩いたんです。その先生こそが、今も教えていただいている私の師匠です。

ただダンスは始めたけれど、運動自体が苦手だったので身体の使い方の基本がなっていなくて。

身体は元から柔らかくて開脚や足上げなどもできるんですが、正しい使い方をしていなくて、結局すぐに身体を壊してしまいました。

ここから、常に身体に不調を抱えた人生が始まりました。実は今でもずっと身体のどこかが痛いんです。そう見えないってよく言われるのですが…。笑。

ほとんどがかすかに痛い程度ですが、動けないほど痛いときもありました。

その頃はいいと言われる整骨院や整形外科に通っていましたが、あるとき気付いたんですよ。

「これでは根本的に良くならない。自分で痛めた身体だから、自分で治すしかない」って。

そこから「身体の使い方」を学び始めて、今に至ります。

 

 

-なるほど!ダンスで身体を壊したことがきっかけなのですね。最初からウォーキング講師として働き始めたのですか?

 

真由子:ダンスで身体を動かすようになりましたが、教えられるとは思わなかった。でも何かレッスンをする側でできること、とは考えていました。

最初はある大手のスポーツジムで働き、研修で学びながらレッスンを提供するようになりました。

当時はそのスポーツクラブのメソッドで、身体の使い方を教えていましたね。

でもやはり大手なので1人対100人の生徒さんというときもあり、ひとりひとりに対してのアドバイスって難しい。

しかもそれぞれの身体に合ったやり方ではなかったため、結果的に頑張り過ぎて体を痛める方がいらっしゃる現状を知ってしまい…。

そこで私は職場での研修も受けつつ、個人で気になる講座は積極的に受けるようにしました。そしてジムを辞めてウォーキング講師として活動を始めたのです。

最初からウォーキング講師を目指したわけではなく、私が学びレッスンしてきたことの全てが自然と「ウォーキング」に繋がったという流れですね。

今は兵庫県の西宮市甲東園(こうとうえん)という街にあるスタジオで「ストレッチ&ウォーキング」のクラスを週1回、市のスポーツセンターで「美姿勢ウォーキング」のクラスを週1回、ほかにも依頼を受けて不定期で行っています。

 

-真由子さんのレッスンの特徴はありますか

 

真由子:「その日のレッスンの中でbefore&afterを実感」がコンセプトです。

(生徒さんの写真を見せていただきながら)服のシワを見てもらうとわかりやすいです。Beforeでは斜めになっていますが、Afterではまっすぐですよね。

私のレッスンでは、骨を意識して身体をほぐすことをしているので、歪みが解消されたり頭の位置が変わる方もいらっしゃいます。

生徒さんも感覚的にわかります。例えば目を閉じてお尻歩きをやってもらい、レッスンの前と後で進み方の違いを体験してもらったり。

わかると喜んでもらえるし、ご本人たちのモチベーションにも繋がりますよね!

 

 

-身体を探求するうち、真由子さんが影響を受けた先生について教えてください

 

真由子:心の底からの師匠は、ダンスを始めたときのジャズダンスの先生です。

その先生のダンスには人間性がすべて現れていて、皆すごく惚れ込んでいます。

もう25年のお付き合いで、実は生徒の中では私がつい最近まで一番若くて、先生より年上の生徒さんも多いです。

でも、いまだに誰一人追い越せないんです!

単純な自然の摂理として、歳を重ねるほどに誰もが色々と衰えていくのは自然なはずなのに、先生だけは別格だと感じています。

醸し出す雰囲気や歳を重ねたからこそ深みが増すのは理解できても、ダブルを回るスピード、ジャンプの高さ、瞬発力などの体力的なものも越えられないんですよ。

どうなっているの!?って、じーーーっと見ちゃいますね!笑。

 

-さぞ魅力的な先生なのが想像できます!ほかにもいらっしゃいますか

 

真由子:獅子舞の師匠ですね。

「日本人の古来の骨の使い方をした獅子舞のやり方」を継承し、教えている先生です。

師匠とはお稽古の体験で出会ったのですが、単発ではなく定期的に通って学びたくて、それ以来月に2~3回通っています。

そもそも現代人は骨を使えてないんです。骨って日常でもあまり意識しませんよね。

でも「骨休め」という言葉があるように、休む前に「骨」という漢字を置いた日本人の感覚って改めてすごいって思うんです。

本当に大切なことがわかっていたんだろうなって。

 

『西宮神社若えびす獅子舞保存会』

 

-真由子さんのお話を聞いていると人とのご縁が多いように思います

 

真由子:私は、長年の付き合いになる人と出会う力、見つける力を持っていると思います。

ジャズダンスや獅子舞の師匠、あと『chage and aska』のASKAさんも29年来の大ファンですが(笑)、一度出会い「この人!」と思ったら、その感覚は終わらないですね。

それにmiaさんと出会ったFMGIGのミキサーのお仕事も、イベントプロデュースを手掛けているある方との出会いから始まりました。

さらにその方からは別のご縁にも繋げてもらっているのですよ。

 

人生において師匠と呼べる人を持てることは幸運です。

彼女にはその出会いを嗅ぎ付ける能力が本当にあるようだと、お話を聞きながら思いました。

しかも一度出会ったら、そのご縁は長く続くという。

ただ彼女はその師を盲目的に尊敬してるのではなく、人だから色んな部分や時期がある、それも含めてその人の魅力であり、一度繋がったご縁を大切にするという、彼女の深い情愛を感じました。

次は彼女のほかの活動、そして今後の展望についてお聞きしています。(mia)

 

 

真由子さんの活動情報

Instagram

Facebook

 

[ 思い立って始めたジャズダンスで體に向き合い、「人と出会う力」... ]インタビュー2021/03/05 14:00