皆さんこんにちは、『MY SHINING LIFE』です。
普段、東京と大阪&京都で活動している編集長のさくみとライターのmia。
今回は、前回に引き続き編集長さくみが来阪中なので、Go Toを使って京都をぶらり散策。
京都滞在二日目は、京都らしい観光を「おのぼりさん」気分で、ぶらりとしてきました。
Day1はこちらから読めます。
京都の風情を色濃く残す「祇園」へ
この日の予定はただひとつ。夕方から清水の某所に行くことだったので、ホテルをチェックアウトしてから東山界隈を街ぶらすることに。
まずは京都観光のお決まりコース、祇園から清水寺辺りを気ままに歩きます。
こちらは京都観光のど定番であり、京都を代表する花街のひとつ。
お茶屋さんや高級料亭などが立ち並び、舞妓さんが日常的に行き来しています。
観光地?それとも…
祇園といえば、店の前に「一見さんお断り」と張り紙がしてあるイメージの人も多いのでは。
そう本来、花街は観光地ではなく「お座敷遊び」を楽しむ街です。それもお忍びで来る人も多いでしょう。
それが最近ではインバウンドのみならず、インスタ映えを狙った一見さん歓迎のお店も多いのです。
そこに関しては賛否両論ですが、少なくとも観光客は楽しみやすくなっているのは間違いありません。
ビフォーアフター「コロナ」と祇園
コロナウィルスが流行する直前には、インバウンド効果で訪れる海外からの旅行客が舞妓さんを追いかけて写真撮影をする様子が度を超し、彼女たちの仕事に支障が出ることなどから舞妓さんの無断での撮影禁止、また私道での撮影禁止が呼びかけられました。
とはいえ祇園は、日本人にとってもやはり人気の観光地。
この日は以前ほどの混雑はなく、雅(みやび)な祇園の街並みを見て歩くことができました。
縁を切り新たに結ぶ『安井金毘羅宮』
縁切り・縁結び神社として名高い、通称「安井の金毘羅さん」こと『安井金毘羅宮』。
縁切りの対象は、男女の縁のみならずお酒や賭けごと、仕事、病気など縁を切りたいものごと全てが対象だそう。
主祭神として祀られている崇徳天皇が、『金刀比羅宮』(讃岐)で参籠(おこもり)して、一切の欲を断ち切ったことから、昔から断ち物の祈願所として信仰されてきたそうです。
全ての悪縁を切り良縁を結ぶために、全国から参拝者が訪れます。
「縁切り縁結び碑(いし)」
境内でまず目に入るのが、真ん中に穴の開いた高さ1.5m、幅3mの「縁切り縁結び碑」。
公式サイトによるとこの碑は、絵馬の形をしているのだそうですが、参拝者のお願いごとを書いた身代わりのお札「形代(かたしろ)」で埋め尽くされ、その原型は確認できないほど!
縁の切り方&結び方
肝心の縁の切り方と結び方は、こうです。
2. 「形代」に切りたい縁や結びたい縁など、お願いごとを書く。
3. その「形代」を持って願いごとを念じながら、碑の穴を表から裏へくぐり悪縁を切る。
4. 次に裏から表へくぐって良縁を結ぶ。
5. 最後に「形代」を碑に貼って終了!ここに文字を入力
私たちの切りたかった悪縁とは
MSLがまず切りたかった縁は、混乱続きであった2020年という一年!
そして具体的にはコロナ、マスク、ワクチンなどの不自然なものたち、です(今年はたくさんありましたよね!)。
そして素晴らしい展開をするであろう、希望の2021年と新たな縁を結ぶことに。
かなりスリム体系な編集長ですが、この穴が見た目以上に細くくぐるのに苦戦していましたがなんとか切りたい縁を切り、新たな縁を結ぶことができました。

グッバイ2020年!

人ひとりがやっと通れるほどの細き穴

新たな縁結び、完了!
『安井金毘羅宮』
■add:京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70
■access:京阪本線「祇園四条」駅より徒歩10分
■HP:http://www.yasui-konpiragu.or.jp/
カラフルなフォトスポット『八坂庚申堂』
MSLとは少し路線が外れますが、イマドキ女子(これ自体が死語かも!)ならきっとテンションが上がるのでは!? ということでご紹介するのが『八坂庚申堂』。
東京・浅草寺、大阪・四天王寺と並ぶ「日本三庚申」のひとつで、庚申信仰発祥の地ともいわれるお寺。
欲をひとつ我慢すると願いが叶う?!
境内をカラフルに彩る、布で作られたお守り「くくり猿」。
猿の手足がくくられて動けなくなっており、そうすることで欲に走るものを戒め「心をコントロール」することを意味しています。
欲をひとつ我慢すると願いが叶うとされているのです。面白いですよね。
その意味を知ってか知らずか、とにかく若い女性から「映え」ということで注目されている様子。
着物を着た若い女の子たちが集まり撮影にいそしむ様子は、とても微笑ましく華やかでした。

撮影OKの本堂

奉納する人がほとんどだけど「くくり猿」は持ち帰りも可
『八坂庚申堂』
■add:京都市東山区金園町390
■access:京阪本線「祇園四条」駅より徒歩14分
■open:9:00~17:00
■HP:京都祇園 八坂神社参道 祇園商店街
古都に溶け込む『スターバックスコーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店』
気付かなければスルーしてしまうような佇まいで、静かに存在する『スターバックスコーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店』。
築100年以上とされる日本家屋は、パートナースタッフに尋ねると「もともとは旅館でした」とのこと。
「わびさび」という言葉をまさに体現したような、風情ある外観と内装。
暖簾(のれん)と畳があるスターバックスコーヒーは、世界初だとか。
日本の「おもてなし」×スターバックス
東山花灯路に見立てた通路は行燈(あんどん)のような照明が灯るだけで薄暗く、注文カウンターとは別のドリンク受け取りカウンターの奥には、奥庭が明るく迎えてくれます。
二階には掛け軸がかけられた奥座敷があり、お客さんたちが思い思いに寛いでいました。
そもそもインバウンドに特化した店舗で、この店舗で過ごすだけで日本のおもてなし文化を体験できるほど細部にまでこだわりが。
訪れるなら今!!
インバウンドが賑わっていたときにはドリンクの待ち時間がなんと40分のときも!
編集長ともども仕事の際には、よくお世話になるスタバではありますが「40分ならちょっと…」となりました。
ただこの日は席もすぐ見つかり、注文カウンターでも受け取りカウンターでも私たちしかいない状態。
まさか2020年にこのような自体になることは、想像もつかなかったでしょうね。
海外からの友人が来たらぜひ連れていきたいスポットですが、混み具合を考えると訪れるなら今ですよ!

スターバックスのロゴ「セイレーン」も京都仕様に

奥に見えるのは開放的なお座敷席
『スターバックスコーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店』
■add:京都市東山区高台寺南門通下河原東入桝屋町349
■access:京阪本線「祇園四条」駅より徒歩17分
■open:8:00~20:00
■HP:https://store.starbucks.co.jp/detail-1476/
『K36Rooftop (THE HOTEL SEIRYU)』
今回の旅のクライマックスはこちら、2020年3月22日にオープンした『THE HOTEL SEIRYU』の屋上にあるバー『K36Rooftop』。
元京都市立清水小学校を改装したこちらのホテルはオープン時、さまざまなメディアで取り上げられるほど注目されていました。
学校時代の名残を建物の随所で見ることができ、建築に興味がある人には見応えがありそうです。

学校の名残が残る大階段
そして何よりこのバーが注目される理由は、360度のパノラマ絶景。東山の街並みから京都市街が一望できます。
私たちが通してもらった席からはバーを挟んで、向こう側に五重塔が見えました。
この解放感は、ちょっとほかでは味わえませんよ!

五重塔が真ん前に見える席が良ければ、予約するのがおすすめ
気になるメニューですがそこまで高くなく、この景色や空間を思うとコスパはかなり良い方だと感じます。カクテルも1,000円からありましたし、おつまみも同様。
冬は陽が落ちる頃までに訪れて
ただ特にこれからの時期は気温がとても重要に。
ヒーターは設置されていますが京都の冬は寒いので、気持ちよく楽しめるのは陽が落ちる頃までかもしれません。
実際に私たちより後から来た若い女性2人が頼んだドリンクにもほぼ手を付けず、お会計を済ませていましたから…。
働いているバーテンダーの方も、「陽が沈んでからが勝負なんです」というようなことを言われていました。
それでも四季折々の絶景が360度楽しめるのは、こちらならでは!
温かくして「次はデートで行ってみたかも!」と思わされます…♡。
今回はチームMSLで、この一年のサイトの成長や関わっていただいた方々に感謝して乾杯を。とても有意義で満たされた幸せな時間になりました。

見よ、さくみ編集長の寒そうな表情

アルコール度数強めのマティーニで乾杯!
『K36Rooftop』
■add:京都市東山区清水2-204-2
■access:京阪本線「祇園四条」駅より徒歩16分
■open:15:00~21:00(Food LO20:00/Drink LO20:30) ※12/25~1/11まで時短要請のため
■HP:https://stillfoods.com/k36/
最後に
京都旅の2日目は、東京からのさくみ編集長をもてなす京都ぶらり観光を楽しみました。
お役立ち情報もちりばめましたので、京都に来られる際にはこの記事がお役に立てれば幸いです。
次はタイトルにもある通り、「Go T0」を利用したホテルの詳細をご紹介します。
こちらもお楽しみに!
※こちらの記事は訪問時(12月8日)の内容です。コロナ対策で営業時間などに変化がある場合がございます。行かれる前に事前に確認されることをおすすめします。
文:mia 構成:mia 編集:さくみ