Googleは神ではない?!検索エンジンの変更があなたの視野を広げるかも

 
私たちの思考やマインドが、 「Google」の検索で上位になるものに影響を受けるようになったのは、いつ頃からでしょうか。
もはや、 「Googleは神」だと錯覚できるくらい、 この検索エンジンは私たちの生活に浸透しています。
しかし、 「Google」の検索エンジンが出す結果だけを正解とするのは、リスクが伴います。
 

 Googleが神ではない理由


 
今や「グーグル教」という言葉すらありますが、当然「Goole」は神ではありませんし、そうなることもできません。
なぜなら、Google」とて利益を求める一企業に過ぎないからです。
一企業なのですから、生き残るために忖度(そんたく)もします。
  「Google」という企業にとって不利益が出ると判断したものについては、検索順位を落とします。
一方で、 利益が出ると判断したものについては、検索順位を上げます。
 「Google」の場合は規模が大きすぎて、また神だと錯覚されやすいほどの影響力もあり、
もはや忖度(そんたく)などしていないように思われがちですし、人々もそれを求めていますよね。
ただ、冷静になって「Googleも一企業に過ぎない」と考えてみると、そんなのは無理な話だと納得せざるえないはず。
 

 一度、検索エンジンを変更してみよう


 
もちろん、 当WEBマガジンは「Google」を批判したいわけではありません。
ここまで多機能に進化したものの恩恵を受けるのは、自然な流れでしょう。
しかし、 「Google」の検索エンジンは、「Google」という企業の考えが反映されたものに過ぎません。
そのため、ここでしか情報を取らないと、考え方が偏ってしまうリスクがあります。
そこで提案したいのは、「検索エンジンを一度変更してみませんか?」ということです。
そしてもし気が向けば、 「Google」以外の検索エンジンで出た結果と、「Google」で出た結果とを比較してみてください。
キーワードによっては、まるで異なる世界がそこには広がっています。
コロナ禍に入り、情報収集力の必要性は多くの人が実感したはず。
そんな今だからこそ、検索エンジンの変更を試してみることをおすすめします。
 

おすすめの検索エンジン2つ


 
日本だと、「Google」以外の検索エンジンでは、「Yahoo」や「Bing」が有名でしょう。
「Yahoo」はシステム上、「Google」と同様の結果が出ますので、ここではあえて別の検索エンジンをご紹介しますね。
 

検索が植林になる『Ecosia』


 
『Ecosia(エコシア)』はドイツ企業の検索エンジン。
「検索するだけで木が植えられる」という画期的なコンセプトです。
ユーザーが検索した際に得られる広告収入の80%が、植林活動を行う団体に寄付される仕組みになっているそう。
 

プライバシ−重視の『DuckDuckGo』


 
『DuckDuckGo(ダックダックゴー)』は、 検索履歴がシステム側に保存されません。
プライバシー重視の検索エンジンとして最近注目を集めています。
検索結果が過去の履歴に影響されず、さらに 広告が少なく見やすいデザインであることも人気の理由です。
 

まとめ

普段から「Google先生」にお世話になっている方は、一度検索エンジンを変更してみるだけでも、視野を広げられるチャンスが得られるかも。
ただ、検索エンジンとして「Google」以上に多機能なものはないのも事実です。
その恩恵を受けつつ、思考が偏らないように複数の検索エンジンを使い分けていくやり方が、一番バランスが良いかもしれません。
そしてくれぐれも、「Googleは神ではない」ということを忘れずにいたいところです。
 
編集長さくみ
 

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