今、植物性ミルクが熱い!中でも人気のオーツミルクの魅力とは

健康志向の人だけでなく、より多くの人が手に取っている植物性ミルク。

最近は簡単に見つけられるようになりましたよね。

牛乳の代わりに植物性ミルクを選ぶ理由や、特に人気のオーツミルクについてご紹介します。

 

「牛乳」と「植物性ミルク」の違い

牛乳の代替品として植物性ミルクに注目が集まっています。

ご存じの通り、牛から搾乳したミルクが「牛乳」。一方、 豆やナッツやオーツ麦などの植物から作られるミルクを総称して「植物性ミルク」と言います

最近では、どの街にもひとつはあるような大手スーパーでも簡単に手に入るように。

これはナチュラルな選択肢が増えるという意味で、素晴らしい変化だと思います。

 

日本は植物性ミルク後進国?

日本とは異なり、ヨーロッパや北米、オーストラリアなどの海外では何年も前から、

ほとんどのカフェで牛乳か植物性ミルク(ほとんどが豆乳)を選ぶことができます。

アレルギー、健康志向、そして環境問題といった観点から牛乳よりも植物性ミルクを選ぶ人が増えたため、その分野が拡大したようです。

日本では特に健康志向や環境問題の意識が低いことも、この世界の動きに遅れを取っているのだと考えられます。

 

ライターmiaが見たオーストラリアのカフェ文化

カフェ文化が盛んな国は、植物性ミルクが浸透している印象です。

例えばオーストラリアはカフェ文化を持つ国のひとつで、街角(ブロック)ごとに数軒はカフェがあり、人々は毎朝カフェに立ち寄っては、お気に入りの一杯とバリスタとのおしゃべりを楽しんでいきます。

私はそんな国に長年住みカフェで働いていたので、 人々が意識的にミルクを選ぶのを見てきました。

通常のミルク、スキムミルク、豆乳はほぼどこのカフェでもあり、自然志向ならアーモンド、オーツ、ココナッツミルクなどもありました。

オーストラリアではエスプレッソベースのコーヒーが主流です。そして彼らの多くが毎日お決まりのカフェに行きますから、飲むミルクを意識するのは自然な流れなのかも。

日本ではそこまでカフェ文化は根付いておらず、しかもドリップコーヒーをブラックで飲むことが多いですからね。(mia)

 

植物性ミルクは「サステイナブル」な選択

植物性ミルクは「サステイナブル(持続可能)」だと言われます。

それはなぜか、データも取り入れて掘り下げてみます。

 

生産過程が動物性のミルクよりも環境に優しい

ミルクを選ぶ際には飲む人の身体への影響を考えがちですが、実はそれだけではありません。

ミルクを生乳から植物性ミルクに変えることは環境負荷を軽減することにもつながるかもしれないのです。

近年、畜産業がもたらす温室効果ガスの排出量がたびたび挙げられ、土地の劣化や森林伐採なども問題視されています。

酪農の場合はどのような影響があるのでしょうか。

コップ一杯あたりの温室効果ガスの排出量、土地利用、水利用を算出して比較したグラフを見てみましょう。

Greenpeace Japanの公式Instagramから引用

 

どの項目でも牛乳が最も環境負荷をかけていることは一目瞭然ですね

 

牛乳が気候変動に影響を与えている?!

生き物である牛を育てるためには広大な土地、大量の飼料や水が必要となり、牛たちの発するメタンガスは気候変動に影響を与えているとも考えられています。

またアニマルライツの視点から見ても連日の搾乳のみならず、生活環境など牛たちへのストレスも指摘されています。

地球にも牛たちにとっても、さらには人間にとっても負担があるとしたら、この酪農システムはサステイナブルなのかどうか考えてみたいですね。

ちなみに上記のグラフによると、植物性ミルクのなかではオーツミルクが最も環境的負担が少ないように見えます。

 

今、オーツミルクが人気の理由。そのお味は?

オーツミルクが人気

植物性ミルクは約10種類以上あるそうです。

でも実際今のところ日本で手に入りやすいのは数種類ほど。

栄養価でも牛乳と似ている上、日本人の私たちにも馴染深いのが「ソイミルク」とも呼ばれる豆乳ではないでしょうか。

ここ数年、スーパーマーケットでも簡単に手に入るようになった「アーモンドミルク」も引き続き人気。

さらに最近はそこに「オーツミルク」も加わりましたよね。

その理由としては以下の二つが考えられそうです。

 

飲みやすい味と高い栄養価

口コミでは「クセがなくクリーミーで飲みやすい」という反応がよくみられます。

確かにオーツミルクは植物特有のクセが少なく、ほかの植物性ミルクと比べると穀物ミルクのためかコクを感じられます。

ただその分カロリーと糖質が高めですが、それを差し引いても食物繊維や不飽和脂肪酸が含まれた身体に優しいミルクと言えます。

 

[icon name=’fa-comment-o’] ライターmiaの口コミ

イギリス発のオーガニックオーツミルク「マイナーフィギュアズ」が断然おすすめ!

コーヒーとの相性もさることながら、単体で飲んでも本当に美味しいので。

少し値が張るのと簡単には手に入らないので、そんなときには「Alpro(砂糖不使用)」でも喜んで使いますよ!笑。

 

[icon name=’fa-comment-o’]編集長さくみの口コミ

私は牛乳が昔から苦手で、ミルクを使うのはカフェラテを飲む時くらい。でも豆乳もアーモンドミルクも少しクセが強く感じ、馴染めませんでした。
そんな折、オーツミルクラテを初めて飲んだ時は、本当に感動しました!
オーツミルク独特のクリーミーな感じが、完全に私好みのカフェラテに仕上げてくれたからです。環境にも私にも優しいオーツミルクはもう手放せません。笑

 

人気カフェでの導入

スターバックスやブルーボトルコーヒーなど、大手のカフェがオーツミルクを取り入れるようになったことからも、より多くの人に知られることとなったようです。

カフェラテなどミルクを使ったドリンクを、有料でオーツミルクにカスタマイズが可能です。

オーツミルクを、まずここから試してみるのもアリでは?

オーツミルクはスーパーでも気軽に購入できるように

最近は輸入系スーパーだけでなく、一般のスーパーの棚でもオーツミルクを見かけることが多くなりました。

TVCMもよく流れているalpro(アルプロ)」というブランドのものは、知っている人も多いのでは。

砂糖入りのものではなく砂糖不使用のものを選び、もし甘さが必要ならハチミツや黒糖などの天然甘味料をお好みで加えるのがおすすめです。

お手頃価格ということもあり、とても人気のようです。

もし植物性ミルクに興味が湧いたなら、手に入りやすいこちらのブランドから始めてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

植物性ミルクの中でも、今回はオーツミルクを取り上げました。

環境、アニマルライツ、サステイナブル、健康などどの観点からでも、牛乳より植物性ミルクを選ぶメリットの方が多そうですね。

何より味が美味しいこと、身体に優しいことだけでも選ぶ理由は十分と言えそうです。

文:mia 構成:さくみ 編集:さくみ

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