「お金のために頑張って働く!」という言い訳が通用しない世界になったら、あなたは今の仕事を続けますか?
AIの凄まじい発達により、そう遠くない未来、そんな世界がやってきてもおかしくはありません。
そんな”新世界”にも通用する「仕事観」を持つライターのmiaの連載「この世界が終わっても変わらない私の仕事観」。
月一更新です!
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好きなことを仕事にしたい、と考える人は年々増えているのではないでしょうか。
あなたがもしすでに好きな仕事に出会っているなら、幸運です。もしまだ出会っていなくても、今このコラムを読んでくださる瞬間から、「出会う」意識へと変わっていくはず!
さて、最初からぶっちゃけてしまうと、これは仕事に関わらず人生全般について言えることなのですが…。
「人生を好きで満たす」
これ、ぜひやってみてください!「え、仕事とまったく関係なくない?」と思われても、まずはこれ。笑。「だから、その“好き”がわからないんだってば」と思いましたか?
「好きな仕事に出会うため」に、まずするべきはやはりそこから。人生という括りが大き過ぎるようであれば、「暮らしを好きで満たす」ではどうでしょうか。
例えば、朝ごはんに大好きなベーカリーのクロワッサンを用意する、ちょっと高級なコーヒーを丁寧に淹れる…。そうです、少し見えてきましたか?そう難しくないでしょう。
会社に落ち着けるハーブティーを持参して、仕事中に飲んでほっとする、仕事帰りに気になっていたカフェでお茶をする、家に帰ったら好きな精油を垂らしたお風呂に入り寛ぐ。
日々の選択を、「これでいい」ではなく「これがいい」で選んで。
ちなみに私はずっと、誰かが「これでいい」と答えるたび、「なんでそんな言い方になるの?好きなものを選べばいいのに」と不思議に思っていました。
だいたいそんな選び方、選ぶものに対しても失礼ですよね。笑
で、それがどう仕事に繋がるのかというお話…。
例えば好きなベーカリーがあるなら、そこに通って好きなパンを食べまくってみるとある日、パン作りに目覚めるかもしれない。もしくはレシピを考える才能が芽生える、ライターといて全国のベーカリーの魅力を発信することになるかもしれません。
またハーブティー好きが高じてハーブの魅力に開眼し、植物療法士への道を進むかもしれませんよね。精油だって奥深い世界です。好きになるほど学びたくなるかもしれません。
書いていて、私の方がワクワクしてきました。笑
気になること、ワクワクすること、夢中になれることは、すべからく「好きな仕事」への可能性を秘めています。
そう、あなたの「好き」のいったいどこに、次のステージへ続く扉が隠されているかなんて、わからないのです。だから、毎瞬の選択を意識することから、そして行動に移すのが大切。
私に関して言えば、やはり「書く」こと。そしてそのためにできるベストを選ぶことを心がけています。
例えば毎日欠かさず行うジャーナリングは、少し高くてもいつものお気に入りを購入します。「今年は何色にしようかな」と迷うことすら幸せに感じるもの。
ペンもお気に入りがあって、150円程度の誰が見ても普通のペンですが、私にとっては「それ一択!」のベストペンなのです。このペンのおかげで、私にとってジャーナリングは心を整える至福のひとときに…。
また仕事で書く際も、より書きたいテーマに沿うものを選び続けることで、少しずつではありますが「好きなことを書く」に近づいています。
全ての好きが、仕事を含む好きな人生に通じている。
だからこそ、そこへ辿り着きたいなら、好きをおろそかにできないんですよね。
文:mia