「好きなこと」は本来の私に戻る道しるべ。あなたにとっての「それ」を知ることから【最終回】

「好きなことで生きていく」というテーマが熱めのMSLですが、それには私も大賛成。

ただ好きなことで生きるとか、食べていくというと「その好きなことがわからないから苦しい」という感情が出てくる人もいるでしょう。

だから私はあえて声を大にして言いたいのです、好きなことで「食べていく」必要はないのだと。

媒体としては好きなことを仕事にするハウツーや考え方を、これからもたくさん発信していきますが、そこに囚われないで欲しいのです。

それを実践するのはワクワクすればこそ!

 

好きなことで生きていくとは、つまり「好きなことで人生を彩る」ことだと私は解釈しています。

物理的に好きなものばかりに囲まれる暮らしを送るようになると、さらに自分の感覚に敏感になっていきます。

目にするもの耳にするもの口にするもの感じるもの

ちょっとした「好きじゃないもの」「違和感」に気付きやすくなり、それらを「もっと好き」なものに置き換え続けることで、日常的に心地よさを保つことができるように。

「でもそれじゃ、食べてはいけないんじゃない?」と端的に考えてしまうのはちょっと待って。逆説的なことですが「自分の好きなもの」を知らずして、好きなことで食べるも生きるも、できませんよね。

 

好きなことは、アンテナです。

本来のあなたに戻る道しるべ、と言ってもいいです。

「理由はよくわからないけど、これ好きだなぁ」と思えるものは、あなたを望む暮らしに導くきっかけであり、そのためのヒントがたくさん詰まっています。

 

私にとっては「書くこと」がそれ。まぁ、ライターですからね。笑

 

呼吸をすぅはぁするように自然とできてしまうことであり、せずにはいられないこと。

仕事で書くことに疲れたら、プライベートなブログやジャーナルに書き出します。

つまり四六時中書いていてもまったく疲れるどころか、心が整い活力が満ちてきます。

 

ただこんなコラムを書いていますが、「書くことで食べていく」に関しては私もまだまだ模索中。

というのも私が目指しているのは「書きたいことを書くことで食べていく」なので、これがまた一段とハードルが高いわけです。笑

ハッキリ言って「求められることを書くことで食べていく」方がうんと簡単。

ある意味では。そう、それができるのであれば、という意味です。

 

私は「書くこと」を、例えば粒子レベルにしてサラサラと滞りなく流れるような感覚でできるかどうか、これを最優先しています。

 

例えば書くテーマなのか、媒体の担当者さんなのか、はたまた仕事の条件面なのか

なにか突っかかる、少しでも抵抗を感じる場合は、確かにそこに違和感があるのです。

適度な鈍感さを持ってすれば、見ないフリができるレベルで。

でももう今となっては。感覚を研ぎ澄まし、自分に正直にありのまま生きることを決めた今となっては、そこへは戻れないんですよね。笑

 

ですが日常的に好きなことをしているおかげで、なんとか腐らず自分を信じて歩き続けることができるのです。

おかげで最近また色々な繋がりが生まれつつあり、それは必ずしも新しい仕事と言うカタチではなくても、仕事を通したご縁が生まれ始めています。

そしてそれがとても豊かなことだなぁ、としみじみ幸せを感じています。

ここからまた何かが生まれる、発展する可能性だって十分に秘めていますからね!

ただ、それがあってもなくても、もう十分幸せなのですが。

 

あなたにとっての「好き」は何でしょうか。

考えるだけで、目にするだけで、話すだけで心が弾むような感覚がするもの。

そんなんいくつあってもいいですし(ミルクボーイの掴みみたい。笑)、そんな「好き」に埋め尽くされた瞬間を生きるほど、本来のあなたらしさを取り戻していけると思うのです。

文:mia

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